コロナ情勢に対する認識


楽友会70周年記念演奏会 実行委員会

 

 コロナ流行3年目を迎え、すでに世間では多くの合唱団が練習を再開しており、参加者は徐々に増えてきています。合唱活動そのものによる集団感染のケースはほとんど聞かれず、また感染拡大防止の基本的な対処法が浸透し、少しずつ本格的な活動へ向かいつつある状況と受け取れます。ただこれからも、コロナ感染の拡大は様々な規模で何度も巡って来ることでしょう。私達の社会のコロナとの付き合い方は今まさに過渡期にあります。来年の春には演奏会の開催にあたり、よい判断ができるようになることを期待しています。

 

 本番を行うコンサート会場では中規模までの合唱コンサートについては受け入れが進んでいて、各地でコンサートが開催されています。しかしながら、70周年記念演奏会が目指すような大規模な合唱コンサートの開催については会場の対応は未だ厳しく、この秋にやっと一部の会場で開催される例が見られるようになった段階です。中には開催の判断は主催者に任せて予約を受け付ける会場も現れてきており、これから徐々に予約できる会場が出てくる状況のようです。

 

 会場ホールの運営方針の変化と全日本合唱連盟をはじめとする業界ガイドラインの動向について、本番会場選定チームを中心に注意深く検討しております。また、コロナに対する基本的対処に基づく活動の運営方針を想定したうえで、三田会会員の70周年記念演奏会活動への参加意識を伺うアンケートを行い、動向を踏まえた再計画をご提案して参ります。