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練習動画&録音(天地創造、小さな空、未来へ、レクイエム)


天地創造

・来月2回で完成させたいので、自主練練習をお願いしたい。ドイツ語に聴こえるようディクションを反復してください。

・文語でなく口語なので、ergreift、erは「エル」でなく「エア」、herrlicherのcherは「ヘル」でなく「ヒャー」と発音

・mächitigenのä「aウムラート」は「ア」でなく「エ」と発音

・同じ子音が連続するStimmtのmm、Laßtのßはss、erschallenのll、Frohlokketのkk、Gottのtt、Dennのnn、Himmelのmmなどはっきり

・chは「ヒ」と発音

・Gottのtt、Prachtのchtは唾が飛ぶように「ト」をはっきり発音

・ソプラノ 音を高く

・アルト 弱い

・テノール もたれない

・言葉の語尾は、内切りに。

・Herrnのe、Dennはe、は長母音なので深めに発音

・Gottのoは短母音なので明るく発音

・練習番号AからのDenn~のフーガは、自分のパートの出番がきたら強調、他のパートは抑える。

・1小節 StimmtのStは、拍の前から鋭くはっきり

・43-44小節 全パート、縦を揃えてはっきり

・46小節 遅くしないで、インテンポ

・50-55小節 in herrlicher Prachtを2回繰り返すので、f、ffと重みを音量で、発音で言い切り終わる。

 

小さな空

・武満さんがこの曲で何をやりたかったのかを、私なりに考えてみました。彼は前衛音楽の作曲家ですから、単に童謡に洒落た和声をつけただけの音楽を作るはずがありません。 武満さんがやりたかったのは、①合唱でしかできない柔軟な強弱の変化、②アイウエオ各母音の音響の変化、③母音だけあるいは母音+子音によって作り出される感情の変化、④日本語の響きの美しさ、⑤テンポの揺れ、だと思います。

・強弱とテンポの揺れを表現するために、基本的なテンポを速めにします 

・1小節~ 8分音符遅れないようにしましょう 

・4小節単位でとらえ、3小節目に大きく、4小節目に小さく、を皆でしましょう 

・1小節~ ソプラノ ドラ~ド~ が下がらないように 正しい音程で歌いましょう。しっかりめ、のびのびと歌いましょう 

・1小節~ ソプラノ 強弱を主導しましょう 

・ブレスの記号がないところで ブレスするときには、こっそりとしましょう 

・19小節、22小節、23小節は、fp にしましょう 

・ソプラノ ドラ~ド~ラファ~レファ~は、正しい音程で歌いましょう 

・47小節 泣いた 泣いたように 感情を入れて歌いましょう→泣いて小さく歌います 

・57小節~ バス 夜空をみたら~ は、朗々と歌いましょう 

・57小節~ 上3声は、①小さく歌いましょう、②ブレス記号ないので こっそりです 

・72小節 テノール以外の3声 テノールが出るまで のばしましょう 

・81小節~ 徐々にテンポが遅くなりますので、指揮をよく見ましょう 

・89小節~ テンポが戻ります 

・1小節~、89小節~、121小節~ ヴォカリーズは、合唱曲のために作曲されました 

・105小節~ ファルセット、口笛、指笛... 募集します 

・105小節~ とても小さく歌います→121小節~ ソプラノは 音程に気をつけましょう