▶練習動画&録音(未来へ、レクイエム)
・1-20小節 「今日」「過去」という言葉を大切に歌う(過去から未来へ向かっていくという時間的な流れをイメージする)
・10小節 ソプラノ・アルト 「必要だった」の「っ」にあたる8分休符でフレーズを切らない
・13-14小節 男声が合流することで全体の音量が急に大きくならないように意識する。13小節のクレッシェンドを上手に活かしてコントロールし、バスの入りもそれを引き継ぐ。
・14-15小節 ソプラノ・テノール アルト・バスの「この形」「この色」に音程や音色をできるだけ合わせて合流する(特に男声はソフトな発声を意識)
・14-16小節 「この形」「この色」「この香り」のそれぞれが「計り知れぬ過去から来た」に向かうように
・17小節 「計り知れぬ」と「過去」の間の8分休符でフレーズを切らない(休まない)
・26-27小節 「獣が人々が」のふたつの「が」が強くならないように抑える
・32-34小節 「生」と「死」を大切に歌う(Sの子音を丁寧に)。大切ではあるが、生命が生まれて死んでいくという自然の摂理を歌っているだけなので、ドラマティックにする必要はない
・36小節 テノール・バス 男声2回目の「埋もれている」は、一段強さを落として、埋もれたように歌う
・41小節、74小節 「だが」は原詩では「人はそれを生きることができる」につながる(作曲されていない)。94小節で初めて「生きる」という言葉があり、その「生きる」に向かっている、ということを認識して歌いたい
・49小節、82小節 meno f は抑えすぎなくていい
・53-55小節 「誰も」「君に」の最初の子音 D、K をしっかりと出しつつ、フレーズとしては「未来を」に向かう
・90-93小節 アクセントはしっかりと出す
・93-94小節 アクセントから一転して「人は生きる」はレガートで歌う